記事: 【シリーズ特集】北欧「Plants」
【シリーズ特集】北欧「Plants」

北欧の生活や自然をテーマにデザインを収めた「北欧」シリーズ。
「Plants」には草花や木などをカラフルに配置した植物柄を50点収録しています。
植物はとても身近なモチーフで、日常にも取り入れやすい柄です。
北欧柄にみられる植物柄には、特徴があります。
1.良く使われているモチーフ
リンゴンベリー
日本では「コケモモ」として知られる寒さに強い常緑低木です。
北欧料理ではジャムやソースとしてよく使われます。
北欧でベリーは森の恵みとして誰でも自由に採って良いとする文化があり、森はみんなのもの、という思想に基づいています。
チューリップ
1960〜70年代の北欧デザインで多くみられる定番モチーフです。
北欧では植物は抽象的に図案化するので、形状がシンプルなチューリップはモチーフとして適しています。
2.北欧の植物柄の特徴
植物柄は世界各国で存在していますが、北欧の植物柄にはいくつか特徴があります。
まず、植物の構造を抽出し、花びらや葉の形が単純化されています。
次に、枝や茎がパターンを作ります。そして全体的に余白をとり、空間を残すことが重要な特徴となります。緑、赤、黄色、青など自然色を用いることで、色が少ない冬場でも空間に華やかさを添えます。
有名なテキスタイルブランド、「マリメッコ」は1951年にフィンランドで誕生しました。
北欧の植物柄といえばマリメッコのように大胆で大きな植物柄のイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実はそのイメージを決定づけたのはマリメッコだと言われているのです。
当時のヨーロッパの花柄は小さくて写実的、装飾的なものが主流でしたが、
従来にない花柄を作ろうと考えたデザイナーにより、現代にも通じる華やかでシンプルかつ大胆なテキスタイルが生まれたのです。
植物柄といえども、モチーフの種類は多種多様、同じ植物でもデザインがまったく異なります。
ぜひ植物の種類にも注目して、お気に入りのデザインを見つけてみませんか?







